幕末伝説

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062118514
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C0095

内容説明

大臣、役人、議員、銀行―万人がなりふり構わず「利」に走るようになることは時代の末期状態症候群である。「幕末」はしぶとくよみがえった。近代日本135年がはるかな過去に埋めてきたと信じていた歳月が今、回帰する。大好評『幕末気分』に続く傑作歴史評論。

目次

足利木像梟首事件
源氏物語の幕末
三田の薩摩屋敷
幕末不戦派軍記
兵庫港のマルクス商会
赤房のラッパ
戊辰のショウ・ザ・フラッグ

著者等紹介

野口武彦[ノグチタケヒコ]
1937年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。東京大学大学院博士課程中退。神戸大学文学部教授を経て著述業。日本文学・日本思想史専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホンドテン

0
図書館で。文芸誌連載の幕末史雑話、野口(02)の続編ー幕臣4人組も登場し連中視点から鳥羽伏見戦争の右往左往を活写、野口(10)の準備の趣。更に戊辰戦争の帰結、幕府歩兵のゴタゴタと中島三郎助の顕彰(話題の栄一の従兄喜作こと成一郎のその後も併記)に筆は続く。本領は源氏物語から語り起こす長野主膳の宮廷工作か。2021/08/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/284557
  • ご注意事項

最近チェックした商品