機長の「失敗学」

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  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062118002
  • NDC分類 687.7
  • Cコード C0095

内容説明

現役ジャンボ機長が、御巣鷹山墜落事故の疑問を解く究極の再発防止マニュアル。コックピットのタブーに迫る問題の書。

目次

第1部 御巣鷹山事故と失敗学(なぜ御巣鷹山事故にこだわるのか;飛行機はなぜ墜落するのか;「一五年目の検証」を検証する;急減圧はあったのか、なかったのか)
第2部 緊急事態と失敗学(エアバス事故の意外な真相;エンジン出火で離陸中断;着陸と同時にコックピットで火災発生!;悪魔のささやき;霧によるダイバードは避けられる)
第3部 快適フライトと失敗学(乗り継ぎ客を救え!;門限に駆け込む秘策;プロフェッショナル・フライトテクニック;戦争空域からの脱出体験;誰もいわなかった宇宙線被曝)

著者等紹介

杉江弘[スギエヒロシ]
1969年慶応義塾大学法学部卒業。同年航空会社入社。DC‐8型機長を経て、現在、ジャンボ機(B747型)機長としてオセアニア、東南アジア、中国、米州線に乗務。総飛行時間は約一万七〇〇〇時間。2002年10月、機長一万時間無事故表彰を受ける。主席運航乗務員、安全推進部調査役を兼務。首相フライトなど政府の要請による特別便の経験も多い
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感想・レビュー

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Humbaba

4
人間である以上、失敗すること自体はだれにでもありえる。大切なことは、失敗しないことではなくて、失敗した時にその原因を調べて同じ失敗をしないようにすることである。慣れていない状況では、原因の調査を完全に行うことは難しいが、それでも経験を積んでより良い方向に目指していくことが大切である。2015/06/26

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