内容説明
現役ジャンボ機長が、御巣鷹山墜落事故の疑問を解く究極の再発防止マニュアル。コックピットのタブーに迫る問題の書。
目次
第1部 御巣鷹山事故と失敗学(なぜ御巣鷹山事故にこだわるのか;飛行機はなぜ墜落するのか;「一五年目の検証」を検証する;急減圧はあったのか、なかったのか)
第2部 緊急事態と失敗学(エアバス事故の意外な真相;エンジン出火で離陸中断;着陸と同時にコックピットで火災発生!;悪魔のささやき;霧によるダイバードは避けられる)
第3部 快適フライトと失敗学(乗り継ぎ客を救え!;門限に駆け込む秘策;プロフェッショナル・フライトテクニック;戦争空域からの脱出体験;誰もいわなかった宇宙線被曝)
著者等紹介
杉江弘[スギエヒロシ]
1969年慶応義塾大学法学部卒業。同年航空会社入社。DC‐8型機長を経て、現在、ジャンボ機(B747型)機長としてオセアニア、東南アジア、中国、米州線に乗務。総飛行時間は約一万七〇〇〇時間。2002年10月、機長一万時間無事故表彰を受ける。主席運航乗務員、安全推進部調査役を兼務。首相フライトなど政府の要請による特別便の経験も多い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。