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出版社内容情報
バンドを辞め、入院する父親と愛猫の面倒を見ながら工場で働く真吾。
生活を変えようと考えるが、希薄な生きていきたいという感情に熱は入らない。
身近な何か、いつも逃し失ってしまうもの。先にあるものはやはり行き止まりなのか。
表題作「ザ・ドラッグス・ドンド・ワーク」他、
鈍い痛みの中で漂う青春を描いた玉置勉強の5本の最新短編を収録した短編集。
【収録作品】「ザ・ドラッグス・ドンド・ワーク」「生きとし生けるもの」「青春の底」「YOUTH」「ワイルド・サイドを歩く」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
歩月るな
9
繋がり。と言うか希薄な人間関係に光を当てる(その分、影は一層濃くなる)と言う意味で、意味の無い人生でも誰かの人生と無関係ではいられない、そこに希望を感じるか怖気を感じるか、何と言うか。表現者としては、音楽の道は闇属性だけど、絵の道は光属性なのかもしれない。坂部くんは美大に入れるのだろうか。ヒナさんの人生とどこかで交わりそうな雰囲気もある。2025/05/06
澤水月
8
バンドをやめた男のままならぬ生活、死の影、薬物、格差、猫、若くなくなりつつある女、病の床にある父。静謐で真摯、情緒深い世界観の表題作。一段と行間(コマ間)に深み増している。後半の連作の青春模様、感情何もないのに流れる涙の描写が胸に迫る。好きなキャラ多い2022/10/21
Ex libris 毒餃子
6
頭は弱いけど、股ぐらは強い系の女描かせたら勉強先生は最高ですわ。『あの娘は綾波レイが好き』的な情緒を感じました。2022/06/01
こぼこぼ
1
リリィちゃん可愛い;;2022/06/08