出版社内容情報
自分のチカラで乗り越えるって、すばらしいぼくはダックスフントのビーノ。ぼくの秘密は《胴が伸びちぢみすること》。で、どうもみんなには不気味らしい。ぼくらしく生きるには、どうすればいいんだろう? 小学中級から
内容説明
ふつうの犬にはない不思議なチカラは、犬のビーノを、悩ませたり、悲しませたり。でも、そのチカラは、ビーノにたいせつなことを気づかせてくれるのです。
著者等紹介
大島まや[オオシママヤ]
1968年、スペイン生まれ。上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業。『ぼくは、ぼく。―不思議なチカラをもつ、ある犬の物語。』でデビュー
芝崎隆哉[シバサキタカヤ]
1964年、東京生まれ。東京芸術大学美術学部デザイン科卒業。現職は広告代理店のアートディレクター
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感想・レビュー
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masa@レビューお休み中
35
ダックスフントのビーノは、おじいちゃんの二人暮らし。普通に暮らす、平凡な飼い犬のように見えるがそうではない。実はビーノには、ある秘密があるのだ。それは、変幻自在に体を伸ばすことができること。このチカラがあるからこそできることもあるけど、でもこのチカラがあることで変な目で見られたり、バカにされたりすることもある。いろんな出来事がある中でビーノは、ビーノなりのある結論を出す。ぼくは、ぼく。誰になにを言われようとぼくは、ぼくなんだよね。そこに気づくことができた、ビーノはすごいなと思ってしまう。2012/09/17
Mayumi O
2
ぼくは、ぼく。そのままのお話しだけれど、とっても大切なもの。2011/07/16
Oke
1
いろんな人間がいて、いろんな犬がいて、いろんな猫がいる。2006/07/14