内容説明
米国巨大法律事務所の専横にたった一人で立ち向かった若き国際派弁護士の挫折と再生の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
薦渕雅春
3
図書館でたまたま借りた、割には面白かった。2020年を過ぎた近未来の話。法科大学院(ロースクール)に通う 内藤宏樹たち6人。同期の本当は良いヤツ、盗られたPCを取り返してくれた事もある 草野健太郎と共に、フィリップス・アンド・クーリー 、P&C に就職。就職説明会での 言われてるほどビジネスライクじゃない との話が 実はとんでもなかった。日本人同士の契約にもニューヨーク州法を使って英文契約書を作る、という不合理なやり方。退職し苦労を重ねるが、最後は反撃を・・・ 。日本の法曹界の未来が怖くなった。2014/08/07
がんちゃん
2
前半の稚拙な設定や表現に、著者が弁護士で、有名私大の法学部であることだけでは飽きたらず、出身高校名まで紹介されており、「あーなるほど、既得権者の法曹改革に対するアンチテーゼなのね。」と斜に構えて読んでいたけど、後半、どうして中々テンポも良く面白い。ついつい読み進んでしまいました。2004年の作品で、著者が懸念した「質の悪い」弁護士の量産には至っていないのは、本書の成果か否かは分かりません。2015/06/27
depo
1
図書館リサイクル本。現在、著者が本書に書いたようになっていないのは喜ばしい。2020/09/07
ゆころ
1
☆3 実際アメリカがやりそうで怖い笑2014/04/14
男厨
0
評価B2015/12/21