内容説明
気鋭の才能が、いま輝きだす。第四十五回群像新人文学賞受賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
押さない
3
6/10 90年代後半時代バリバリの匂いが立ち込める。ちょっと悪い感じのする若者文化がかっこよくてメインに躍り出ていたあの頃。 2025/02/21
はな
0
読み終わるまで時間がかかった。それはつまらないからとか馴染めないからとかそういうことが原因なのではなく、うまく表現できないことがもどかしいけど、言葉に個性があると思ったから。何かいい事を言ってるとかではなく、表現もテンポも独特だということ。で、言葉の選び方がとても好きだと思った。あーそういう表現ができるんだなぁなんて思いながら読んでたら時間がかかってしまった。といっても、話の内容は全然大したことはない。むしろつまんない。いいのか悪いのかどっちだよって自分でも思うけど、とにかくすごく心のどこかに響きました。2015/04/19
djーtwellb
0
村上龍、春樹についでの才能との評価を見て図書館にて借りた一冊。文体や表現に自分の理解する能力が追い付かずふわっと読んでしまった。言葉選び表現は天才的で実に素晴らしい。自分の理解力、読書力が伸びたらまた必ず再読したい作品でした。この作者の世界、不思議な世界。でも自分の身近にもあるようなリアルを感じられるところは、村上龍さんの世界にも通ずる気がしました。2014/03/21
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