お父さんエラい!―単身赴任二十人の仲間たち

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062112369
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

仕事に生きるぞ、お父さん!家族をだいじに、お父さん!がんばろう!お父さん!!
講談社の販売部長(単身赴任経験アリ)も、原稿を読んで思わず落涙!

家族小説の第一人者が、北は北海道・稚内から、南は中国・上海、南極まで、単身赴任のお父さんたちを熱烈応援する、新感覚ルポ。

ぼくの父親のように「家族のために単身赴任をしない」というひとがいる一方で、「家族のために単身赴任を選んだ」というひともいる。たいせつにしているものは同じなのに、選んだ道はあまりにも対照的なのである。
そしてまた、「家族と一緒に暮らしているからこそ仕事にも打ち込める」というひともいれば、「仕事に打ち込むために単身赴任を選んだ」というひとだっている。
ならば――単身赴任について考えることは、家族や仕事について考えることと等価になり、ひいては、そのひとにとっての幸せのかたちを探ることにもつながるだろう。……――「まえがき」より

重松 清[シゲマツ キヨシ]
著・文・その他

内容説明

家族小説の第一人者が、北は北海道・稚内から、南は中国・上海、南極まで、単身赴任のお父さんたちを熱烈応援する、新感覚ルポ。

目次

第1話 ひとり酒に人恋しさを募らせるの巻
第2話 プレイバック・青春!の巻
第3話 単身赴任歴十六年、大ベテラン登場の巻
第4話 単身赴任エクスプレスの巻
第5話 ここはさいはて稚内の巻
第6話 男女三人「島」物語の巻
第7話 札チョン共和国定例国会の巻
第8話 やんちゃな鳶職人、南極へ行くの巻
第9話 中国上海的獅子奮迅日本商社戦士の巻
第10話 哀愁酒場をはしご酒の巻
第11話 ああ、単身赴任の妻たちの巻
第12話 浮気か本気か「単身不倫」の巻

著者等紹介

重松清[シゲマツキヨシ]
1963年、岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒。出版社勤務を経てフリーライターに。’91年『ビフォア・ラン』で作家デビュー。’99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞を受賞。2001年、『ビタミンF』で直木賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よし

5
80年代バブル絶頂期、単身赴任が当たり前、家庭も寛ぎもなく、ワークホリック罹っていた。そして、2000代。日本が次第に停滞して、一方中国が「世界の工場」から世界の市場」へと大躍進していくとき、今でいう「働き方改革」に翻弄されていく、涙ぐましい顛末記。2020/03/15

遠い日

1
040301【読書ノート/ひとことメモ】サラリーマンの悲哀。でも、逞しい。2004/03/01

0
★★★2012/12/01

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