ドイツ傭兵(ランツクネヒト)の文化史―中世末期のサブカルチャー/非国家組織の生態誌

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ドイツ傭兵(ランツクネヒト)の文化史―中世末期のサブカルチャー/非国家組織の生態誌

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  • サイズ A5判/ページ数 368p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784794805768
  • NDC分類 234.04
  • Cコード C0022

出版社内容情報

【中世末期のサブカルチャー/非国家組織の生態誌】特異な自立的空間と協同組合を組織化して欧州全土を渡り歩いた歩兵軍団始末記。軍事史では掬い取れない戦争社会の全景。
ヨーロッパ中世後期(15世紀末)から30年戦争に至るまでの約200年間、ドイツ国内のみならずヨーロッパ全土で戦った非正規軍、ドイツ傭兵部隊=ランツクネヒトの生態誌を通して、暗黒の封建世界から近代ヨーロッパへのパラダイム変換期の本質が浮かび上がる。 「兵士になるしかないあぶれ者」であり、あくまで「食うため・生きるため」に傭兵となった彼らは上からの一方的な統制を極端に嫌い、何よりも「個我」を優先させる。と同時に、結束して雇い主である王侯たちに立ち向かう共同決定権をも確立してゆく。これがランツクネヒトのアイデンティティであった。彼らの戦いは結果的にはヨーロッパ王侯の君主権を強化し、図らずして自分たちには全く無縁であったはずの国家への忠誠心をヨーロッパに植えつけ、近代への扉をこじ開けることになる。 従来の軍事史では掬い取ることができない現象をとらえ、ヨーロッパ近代の由来を解明する刺激に満ちた文化史。

内容説明

食うため、生きるために戦ったドイツ傭兵=ランツクネヒトは、暗黒の封建世界で全く新しい個我を確立し、高度な生活共同体を形成した。軍事史では掬い取れない戦争社会の全景。

目次

第1章 根元と始源・ドイツ傭兵の成立
第2章 募兵、応募そして禁令
第3章 誓いと給料
第4章 傭兵隊の制度と組織
第5章 組合と修道会
第6章 傭兵契約期限が切れたときの生活―軍の除隊時期
第7章 酒保の女たち
第8章 傭兵隊長
第9章 時代と社会のなかの傭兵
第10章 終わりと展望

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

9
ドイツ傭兵に絞り彼らはどのような存在だったのかを初期から末期にかけて描き出している。スイス傭兵に師事し、やがて肩を並べるようになるが、悦楽の生活に貧困が拍車をかけ落ちぶれていく。傭兵の粗野なイメージと彼らが被った悲惨な生活がわずかに覗けるのが興味深い。しかしランツクネヒトの服装が思った以上に個性的で、時代を考えると本当に特異な立ち位置であったのだろうと思う。傭兵自身や彼らの規律以外にも彼らの周囲の雇い主、商人などにも触れられ傭兵を取り巻く社会が分かりやすい。2013/01/28

May

2
本書はあくまでも文化史であり、軍事史ではない。よって、ランツクネヒトが戦った戦いの詳細は記載されてはいない。しかし、ランツクネヒトの成立、募兵の実態、傭兵隊の制度や給料・酒保、時代・社会とランツクネヒトの関連など、非常に有益な情報を得ることができた。本書を読み終え、日本の戦国時代における傭兵に関して本書と同様の考察を行っている書籍(書名失念)を読んでみたいと思った。 2003年7月読了。2016/08/28

toiwata

1
ドイツ中世末期の傭兵達の戦いと暮らし振りを描き出す。余りに刹那的なその世界。<<血塗れになって、靴の底まで血塗れになって、われわれは進まなければならなかった>> p.1782016/08/03

左手爆弾

1
多くのアニメやゲームにおいて、兵士とは顔の見えない存在、つまり、統一された制服や軍紀によって動く、人間と言うよりはシステムの構成要素として描かれる。ランツクネヒトとはそれ以前の兵士の姿である。祖国のためでなく、依頼のために戦い、自由な服装と、共同決定権を重視する特殊な集団であった。地縁共同体から自由であるが、その分だけ不自由な、そんな集団である。本書は軍事史としてランツクネヒトを扱わず、むしろ兵士を取り巻く風俗や文化も含めて考察されている。常備軍への変化という政治的側面も面白いが、傭兵ビジネスも興味深い。2013/12/03

hmpndrf

1
資料として。ランツクネヒトの話。軍事学・軍事史じゃなく社会史な点に注意。面白く読んだのは軍装の話と輜重隊の話。アサシンクリード的な武器がドイツでも流行り出したのは16世紀後半からでそれまではもっと簡素な直刀使ってたとか、ケバい帽子やばいとか。あとは、単なる流れの荒くれ者の集まりみたいに考えられがちな傭兵だけど、戦闘集団なんだから当然階級とか指揮系統とかもあって、例えば中隊長がいてその上に連隊長がいる;んでそいつらっていうのは当時の身分制社会をある程度反映して、やっぱ下級貴族が多い、とかの話が勉強になった。2012/12/03

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