ザ・ハウス・オブ・グッチ

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  • サイズ B6判/ページ数 431p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062109703
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0098

内容説明

グッチ勃興から、一族の内紛、ルイ・ヴィトンを軸とするLVMHグループとの仁義なき買収戦争まで、ブランド・ビジネスの壮絶なる一大絵巻!デザインにとどまらず、ブランド全体をプロデュースした男、天才、トム・フォードは、いかにしてグッチを復活させたか!?泥沼の裁判から、過酷な企業買収戦争まで。富の象徴グッチ八十年の真実。

目次

それは死から始まった
グッチ帝国
グッチ、アメリカに進出する
若きグッチたちの反乱
激化する家族のライバル争い
パオロの反撃
勝者と敗者
マウリツィオ指揮権を握る
パートナー交替
アメリカ人たち
裁かれる日
二つの別れ
借金の山
贅沢な暮らし
天国と地獄
グッチ再生
逮捕
裁判
乗っ取り
エピローグ

著者等紹介

フォーデン,サラ・ゲイ[フォーデン,サラゲイ][Forden,Sara Gay]
ファッション・ジャーナリスト。『ウィメンズ・ウェア・デイリー』の特派記者を経て、イタリアの雑誌『ルナ』の編集長をつとめる。ミラノ在住

実川元子[ジツカワモトコ]
翻訳家。1954年兵庫県生まれ。上智大学仏語学科卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

25
マウリツィオが入ってくる場面で思ったのは「あれ、これ警備ゆるゆる?」だった。ミラノのそれなりにセレブもいるだろうビルで、文字通りセレブが出社するというのに、ボディガードもなし?怪しげな男を目撃していたのは、ビルの管理人だけだ。犯人側もまあ、ゆるゆるだ。ターゲットを刺した後、初めて管理人という目撃者に気が付くくらいの、やや冷静さを失った様子が描かれる。依頼元はイタリアといえば大体想像する通りのアノ方々だが、これではすぐに足がつくのではないか?本作は事件の経過を追うのではなく、グッチ家の始まりに戻る。 2022/01/11

66 (Audible オーディブル毎日聴いてます)

9
正直GUCCIは縁もなく興味もなくて、アダム•ドライバーのインタビューを聞いて映画化を知り読んでみたのだけど、なかなか面白かった。映画の予告を見てる範囲だと、映画化はこの本のごく一部っぽい。夫婦の確執と妻(レディーガガ)の犯行の前後にも事件がたくさんだった。最初は純粋に商売の争い、だんだん親族間の争い、最後は企業売買の争いで、ファッションそのものの話より株価や企業価値の話の方が多く、高級ブランドも大変なんだな、と思った。図書館本2022/01/10

Kolon

2
映画化時にはないエピソードを知りたくて読んだが、主にビジネス背景に関わる部分が仔細に書いてあった。 マウリツィオは毀誉褒貶が激しい人だったらしく、経営者というよりはアーティストに近い人物だったようだ。 感覚経営を地で行っているような人でそれが破滅と死を呼んだかもしれない。 主犯の元妻の私欲の強さはもの凄いものがあるが、そういう人間を自分の生活圏に呼び込んでしまった時点でマウリツィオの運命は決まっていたのかもしれない。2022/04/11

吉田良二

2
イタリアのブランドがLVMHに吸収されるまでの話。物語風に記述されている為、読むのに骨が折れた。2014/04/23

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