錬金術師の帽子

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  • サイズ B6判/ページ数 553p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062106818
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

花火会社の次期社長として平穏な日々をおくる鐘ヶ江英世の前に、一人の男が現れた。かつて才能あふれるバイオリン奏者として英世を導き、やがて過激化した学生運動へと引き込んだ男、鹿野晋二。暴力の過去から追われる英世を、予感の少女と直情の少年は救うことができるのか。多彩な人物像が交響する華麗な花火の世界を舞台に、人間存在の意味を追求する傑作長篇小説。

著者等紹介

三木卓[ミキタク]
1935年東京生まれ。早稲田大学第一文学部露文科卒。1967年第一詩集『東京午前三時』でH氏賞、1971年『わがキディ・ランド』で高見順賞、1973年「鶸」(『砲撃のあとで』所収)で芥川賞、1986年『馭者の秋』で平林たい子賞、1989年『小噺集』で芸術選奨文部大臣賞、1997年『路地』で谷崎潤一郎賞、2000年『裸足と貝殻』で読売文学賞を受賞
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感想・レビュー

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星落秋風五丈原

18
花火会社に勤める光男は同僚で密かに思いを寄せるあずさから鐘ヶ江英世局長に警告して欲しいと頼まれる。英世はかつて社長である父に反抗して運動に参加し恋人綾子を失っていた。今は佳那子と婚約中だったがかつての仲間鹿野が突然現れ会社で雇ってくれないかと言い出す。何か魂胆がありげだったが彼を錦と偽り修行中だと皆に言う。2001/09/30

Ranko Taguchi

0
22007/08/21

おそのさん

0
花火工場の社長と朴訥な青年社員ちょっと不思議な少女。学生運動時に大きな借りを作ってしまった男が会社を揺さぶる。よくわからんまま終わってしまった。やや説教臭い2011/10/28

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