内容説明
税金を払うのは嫌いだ!「逆さ合併」で勝ち、「相続税」で負けた田中角栄・真紀子の国税局との「25年戦争」。
目次
序章 一〇〇年に一人の天才
第1章 娘に引き継がれた税金闘争
第2章 田中角栄vs.磯辺律男
第3章 「マルサ」と巨悪
第4章 消えた八〇〇〇万円
第5章 九億円で転売した土地
第6章 遺産相続の「落とし穴」
第7章 ねたみ、そねみ、やっかみ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
6
真紀子「酔うと家族に『百年に一人の天才かも知れん』と言って笑われた」と言うが、議員立法・税制(財源捻出)・土地開発・外交…多方面での緻密な頭脳は税理士としても発揮されていた。「しっかり税法の穴を利用し、仮装・隠蔽をしていない」脱税としようがない。ロッキード事件の5億円に国税局は異例の所得税を課そうとし争ったが「担保提出で延滞税率半免」にしてた。国税局がようやく勝利したのは相続税の時点で、対策を講じたかったはずが、病が緻密な思考を阻んだ後だった。税率70%に「目白御殿」の土地の一部を物納せざるを得なかった…2017/02/24




