内容説明
「地方分権」からみた日本の近代。地方財政と政府間行財政関係の視角から明治地方自治制の成立・確立・変容を実証的に分析、戦後の日本型行財政システムの形成への見通しを示す。
目次
第1部 地方自治・分権史の課題と方法(日本の地方自治における「近代地方自治制」から「現代地方自治制」への転換;「平等志向型」国家の租税構造)
第2部 地方自治・分権の歴史的展開(明治地方自治制の成立―静岡県;地方都市の自治制と行財政―静岡市;行財政の再編と財政構造の変化―長野県五加村;大正デモクラシー状況の転換と経済政策)
著者等紹介
金澤史男[カナザワフミオ]
1953年東京に生まれる。1977年東京大学経済学部卒業。1982年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。東京大学社会科学研究所、静岡大学人文学部をへて、1990年横浜国立大学経済学部助教授。1995年横浜国立大学経済学部教授。2009年6月16日歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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