儲けることにきれい汚いはない―日本と中国は世界の「巨龍」になれるか

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  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062101325
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

内容説明

今、中国では孔子の教えが再び注目されるようになっている。“儒商”という言葉がはやっている。“儒商”とは、儒教の精神を持った商人という意味である。お金儲けも巧みだが、それにとどまらず、社会的貢献についても考える賢い商人である。1988年、ノーベル賞受賞者がパリに集まり大会が開かれた。ここで発表された共同宣言が、私の手元にある。「人類が、来るべき21世紀に向かって生き残りの努力を行おうとするならば、2500年の昔にさかのぼり、中国の孔子の知恵に学ばなければならない。…」ノーベル賞受賞者という、まさに人類最高の英知の持ち主たちは、来るべき新世紀に向け、孔子の思想を大きく評価したのである。本書では、日本と中国が21世紀に、どうダイナミックに変わっていくかを、孔子の観点から考えてみた。

目次

第1章 マルクス・レーニンより孔子の心
第2章 片手に論語、片手にソロバン
第3章 争わずに解決できれば、それが一番
第4章 なまぐさい孔子だからいいのだ
第5章 40歳にして大いに迷う
第6章 浅薄なアメリカ流「世界標準」にだまされるな
第7章 中国と日本は世界の2つの巨龍

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Masahiro Fujioka

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★★★☆☆ ・良いものは欧米のものでも使う ・「食、兵、信」が基本 ・慣れ=恐ろしい ・利によって行えば、恨み多し ・利益はともなってついてくる ・トップダウン経営<合力経営 ・「利益を前にして、まず大儀を考え、危険を前にして一命を捧げる」→大いに儲けたら良い ・君子は人とは争わない ・隣の国を知らない日本人 ・情報に弱い日本列島 ・中国→悪友=友人、人との繋がりを第一に考える ・君子→危機に対し泰然とする ・知ろうとしない事が恥ずかしい ・学問は武器 ・言葉巧みなアメリカ人 ・すぐ辞める日本人2012/09/30

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