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内容説明
激動の100年日本人が遺したもの、置いてきたものは何ですか…?そして21世紀に伝えたいものとは…21世紀に向けて忘れられていく日本人再見聞。
目次
第1章 もの(めし食ったか?;水ものがたり ほか)
第2章 ひと(茶の間と集い;食卓の風景 ほか)
第3章 こと(耕運機が来た;山に生きる ほか)
第4章 はなし(生きている言葉;都会の色 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さゆう
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20世紀の日本人の生活の変遷を、衣食住を中心に各項目10P程度でまとめ上げられている。題名はやや硬いが、「僕の小さい頃はね、」的なニュアンスも多く、サラッと読めるのがいい。今の普通は一昔前では宝物のような自慢できるステータスであった。自転車を中心に従業員が並ぶ集合写真、テレビがあれば村中から人が集まり、マック一号店は銀座で大行列となる。賑やかで楽しげである。一方で失われてしまったものも多い。和装から洋装へ、建築様式も変わり、多様な方言が失われた。21世紀がまとめられるとすると、どうなるのだろうか。2024/07/28