内容説明
10年生存率75パーセントだけど私は、けっこう幸せ!私のような20歳前後の乳がん患者は、統計上ゼロパーセントなんだそうです。でも、「楽しいことはしっかり楽しみ、悲しいことには慣れる」の精神で、免疫力アップ!仕事も恋愛もがんばるぞ!生きる勇気がわいてくる本。
目次
第1章 右胸の異物(まさか、21歳の私が…;「なんだ、コレ?」 ほか)
第2章 入院、手術、放射線治療(お箸の正しい持ち方;いざ、出陣 ほか)
第3章 抗がん剤治療(脱毛はぜったいにイヤだ!;ミエコとサエコ ほか)
第4章 きっと私はがんばれる!(おっぱいの詩;ポジティブ・アクション・クラブ ほか)
著者等紹介
大原まゆ[オオハラマユ]
1982年7月、北海道室蘭市生まれ。4歳の時、札幌へ。札幌南高卒。2003年8月に右胸のしこりを発見、9月に乳がんの告知を受け、4月より勤務していた札幌市教育委員会を退職。2週間後に右胸の手術を受ける
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感想・レビュー
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美登利
30
私にも良性たけど、腫瘍があります。定期的な検査が待っています。何故わかったかというと、しこりがあったのに気が付いたのです。貧乳だから乳ガンなんて有り得ないよね~あれはおっぱいが大きい人がなるもんだ!と大きく構えてましたが、この作者のように若くしてなる人もいるのですよね。私はすでに40過ぎてましたが。元々乳腺炎など起こしたので痛みもありました。検査は半端なく痛かったです。細胞をチューブの付いた針を刺してとる検査も涙出ました。彼女は元から勝ち気で元気な女の子で、未婚なのに乳ガンと戦わなければなりませんでした。2013/10/31
あっちゃん
20
21歳と若くして乳がんを告知された方の闘病記です。 全体的に大原さんのユーモアたっぷりの言い回しやストレートな本音が記されていて、時に笑いながら、時に泣きそうになりながらサクサクと読めました。最後まで読むと、考えさせられつつも、これからの未来に向かって自分も負けずに頑張ろう!と晴れやかな気持ちになりました。若い女性はもちろん、男性にも読んで頂きたい一冊です。2014/11/26
お華
3
図書館で見かけて、予備知識なく読みました。ずいぶん前に書かれた本だったんですね。前へ進む勇気をもらえる一冊でした。ありがとうございましたm(__)m2014/07/12
ひろちき
3
「病気の子」じゃなくて普通の女の子として向き合ってくれる人はいないのかなって言葉が一番心に残った。難しいことだけど。2014/06/20
くるつかい
1
すべての女性が心にとめる必要がある本。2009/06/30