内容説明
非論理的にみえる日本語の表現にこめられた日本人特有の心づかいを解き明かす表題作をはじめエッセイの楽しみ満載の珠玉の61篇。
目次
下地と原点(『五つ木の子守歌』(樽谷浩子)
煙草をすう男(河合隼雄)
無常とカメラ(山崎正和) ほか)
日本語のこころ(淀川長治の話芸(岡田喜一郎)
過去と未来を償い終わりぬ(糸見偲)
電子ペット供養(立川昭二) ほか)
バステリカの幻の栗の樹(スピーチ・乾杯(矢田部厚彦)
電気泥棒同盟(香山リカ)
「天」か、「大賞」か(塩田丸男) ほか)
富士山のうらおもて(空家探偵(池内紀)
背のびの文化史(加藤秀俊)
楽天家と厭世家(小此木啓吾) ほか)
感想・レビュー
-
- 和書
- 卓上語録