3M・未来を拓くイノベーション

3M・未来を拓くイノベーション

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062089951
  • NDC分類 335.253
  • Cコード C0034

内容説明

3Mは、「イノベーション」というテーマを1世紀にわたって追いかけ、アメリカの経済通をして、「今後50年から100年ののち、もっとも成功を持続させている企業を一社あげるとしたら、3M以外にない」と絶賛させた企業である。3Mの成長に限界はない。それは、失敗から成功をよみ、上司に反対されても正しいと思うことをなしとげようという雰囲気が、長い年月をかけてつちかわれてきたからである。すぐれた研究開発力、そして未来への適応力で世界に知られる3M、その秘密はイノベーションを尊ぶ社風にあった。本書は、失敗を恐れず、新しい発想を大事に育てあげ、次々と世界的商品を生み出していく3Mの徹底分析を通して、イノベーションに不可欠な条件を探る。

目次

序章 変革こそ企業活性化のカギだ
1 反骨精神が創造のエネルギー
2 社員がシステムを活用できる組織づくり
3 3Mの「七転び八起き」史
4 すべての社員がインベンタープルナーたれ
5 人材をグローバルに活用せよ
6 トラスト(信頼)とオートノミー(自主独立性)
7 いかに企業イノベーションを実行するか
終章 ふつうの人材が、天才以上の仕事を達成する

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

taming_sfc

1
イノベーションの世界では先駆的企業として有名な3Mをとりあげることで、イノベーションそのものについて考える一冊。結論は意外とあっさりしていて、学問的な深みには少々足りないものの、その後議論されるようになったリバースイノベーションなどへの足掛かりもしっかり読み取ることができる。少し古いが、読む価値はまだある。2019/05/06

Minoru Takenaka

0
企業は年数を重ねる度に成功した製品や戦略を中心にしてまとまり、効率を上げていく。やがて時間が経つと、組織が肥大化し、仕組みが複雑化していく。同時に製造・販売の活動が組織的ケーパビリティを上げて、分厚い壁となっていく。そうなると、イノベーションは、緩やかなインクリメンタルイノベーションとなりがちである。インクリメンタルと、ラディカルなイノベーションをどのようにバランスしていくかは、すなわちイノベーティブな組織の味付けをどうするかという問いになっている。3Mはこれらのことを、6つのステップで実行している。①ビ2012/01/23

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