内容説明
オオカミのおとうさんの心配は、むすこのチビ太が、すなおな、いい子だということ。それがなぜ心配なのかというと、オオカミにとっては、わるがしこいほうが、えらいのです。そこでチビ太は、わるい子になる勉強をしに、おそろし森の「ずるがしこ大学」へ、ひとりででかけていきました…。ワルになろうとしてもなりきれない、ほのぼのチビ太のゆかいなおはなし。
感想・レビュー
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遠い日
4
オオカミは悪ければ悪いほど優秀だと考えるパパとママの期待を一心に背負って、悪いこと修行にいくチビ太。オオワルおじさんがやっている「ずるがしこ大学」で「わるもののおきて九か条」を学ぶべく奮闘するのだが、いかんせん、いい子なのだ、このチビ太。どうにかしてワルくなろうとする努力がまた、かわいいのだ。次第に自分の好きなことに目覚めていくチビ太が、最後に下した選択はみごと。中川千尋さんの訳が軽快で、本当に楽しい物語。2014/06/12
おおとのさま
0
チビ太かわいい～ 2012/06/04
