内容説明
戦後文芸批評を解体する。「廃墟」に「生まれ出ずる」ものは何か。服部達、吉本隆明、江藤淳、秋山駿、磯田光一、保田与重郎、柄谷行人、加藤典洋氏らの戦後批評空間を“状況”の中に再構築する。
目次
序 批評の戦後空間
三角帽子のアルルカン
文学にとって言語とは何か
作文は行動する
秋山駿の「犯罪」
「批評」が「政治」になるとき
保田与重郎の亡霊
補論―甦った亡霊
湾岸戦後の批評空間
補論―加藤典洋『敗戦後論』について
感想・レビュー
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- 和書
- 半分、青い。 〈2〉