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内容説明
陽はまた本当に昇るのか?混迷、停滞、閉塞感。進化のメカニズムを見失った現代日本。想像もつかない変化の波にもまれる日本は、どの未来へと向かうのか。現代最高の知性、ピーター・タスカが描く日本のシナリオ。
目次
第1章 不機嫌な時代
第2章 「ジュリスディクション拡大」の波
第3章 動かす力
第4章 抑制する力
第5章 リーディング・プレイヤー
終章 日本のシナリオ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金城 雅大(きんじょう まさひろ)
9
イギリスの証券会社ストラテジストでマーケットアナリストである著者が1997年に書いた、2020年の日本を予測したもの。「時代のリーディングプレイヤーを動かす力と抑制する力」という観点で展開される緻密な分析の仕方と大胆な予測。いくつかのパターンを組み立てている。当たっているのもあれば大外れなのもあるが、それはぜひ読んで確かめていただきたい。2016/10/14
Sanchai
2
発刊時から15年経ってからの再読。2020年を見越して著者が予測していたことがどの程度当たっているのか興味があって読んでみた。98年アジア通貨危機の前に書かれたものだが、今の日中関係の緊張や北朝鮮の暴走を示唆するような記述も見られたし、原発事故のようなものがあっても、その後の政治や市民の関心の低下も示唆しているような記述があったのは驚きでもあった。こういう未来予測の本を、10年以上経ってから読み直してみると、面白い。2013/04/20
みやちゃん
1
三菱自動車・益子社長がモーサテで紹介していたので読みました。独特の感性が滲み出ていて、繰り返される鋭い指摘は面白かった。私自身は走り続けて今(2013)に到達したが、もし1997に何らかの意図的な布石を打っていたら今頃、どのように結実したのかと思う。自身の10年後を見据え、「変わっていくこと」を念頭に、種はしっかりまいていきたいと感じた。2013/12/02
【みらいけん読書会】
0
#4 ディオール2016/09/25