内容説明
危機は予期せぬ時に起こる!多くの尊い人命をあずかりフライトする機長の責任は重い。究極の安全飛行とは…?現役の3人の機長からの安全のための提言はさまざまな分野の危機管理にもあてはまる。
目次
第1章 奇跡的な生還
第2章 機長の実像
第3章 危機管理の仕組み
第4章 組織の危機管理
第5章 自動化の実像
第6章 二十一世紀への課題
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
B.J.
4
●着陸後にフラップをたたむ時期は、滑走路を出てから行う。たたむのに高い油圧をかけるため、滑走路上で油圧の破損あれば、滑走路を汚すため。 ●マニュアル化の限界:「ご注文を繰り返させていただきす。カレーライスおひとつですね」「品物より先に請求書が置かれる」 ●ABC:当たり前のことを ぼんやりしないで ちゃんとやる。・・・本文より2020/02/26
Km
1
ヒューマンファクターについて書かれた本。論文書くときにまた読もうかな2017/03/13
うりぼう
1
冷静な判断。危機に備えた事前のシュミレーション。危機管理を身体化する。2003年ベスト9位2003/04/20
もよ
0
若干内容が雑多な感じはするが、それは逆に機長としての実感によるものなのであろう。 機長3人による、機長とは、危機管理とは、を現場の最前線から深彫りした良書だと思います。2012/12/16
maki
0
■自動化は人間の役割をなくしたのではなく、変えたに過ぎない。その新たな役割が危機管理だと。なるほど至極納得。■ミスが絶命に繋がる世界、機長の大変さを身近に感じた。日々人間と向き合っている身としては、正直、飛行機に乗るのが怖くなった。2021/04/22
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