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警視庁刑事―私の仕事と人生

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  • サイズ B6判/ページ数 289p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062081825
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

40年間の刑事生活のすべてを明かす―。

目次

築地八宝亭事件
カービン銃公金ギャング事件
捜査第三課へ
初動捜査の大切さ
初動捜査での失敗
地取りの成果
大晦日の決着
蛇を飼う男
快楽殺人
世田谷署の勤務〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

moyin

2
戦後の焼け原から高度成長期の間まで、刑事として社会の闇を見てきた人物の回想録。素朴で面白い。2020/05/13

garth

1
終戦直後に警察に入った叩きあげ刑事の一代記。ヤクザや犯罪者とも普通に付き合いをして「癒着だなんだ言うけれど、付き合いがなければネタもとれない」と言い切る豪放磊落な昔気質の刑事。詐欺師から詐欺の方法を教わるとか、ヤクザと刑事の喧嘩で刑事がヤクザに怪我させたのでネタをひとつもみ消して取り引きしたとか、素晴らしいネタが満載。2011/09/08

クニオ

0
刑事の仕事の大変さ。鍬本實敏さんの人柄に感銘を受けました。やくざ者さえ雑草という名の草はない。一生懸命咲こうとしてる。そんな話芽をつんじゃいけない。取調べという言葉は好きじゃない。話し合いなんだという言葉にも胸をうたれました。警視庁のコンピューターと言われるほど記憶力抜群で敏腕刑事だったにもかかわらずです。 2018/03/13

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