内容説明
「生き残った私が言わずして、だれが言うのか」日々悪化する戦況下で、零戦隊は「人機一体」となって敵機に立向かった。愛機零戦と己れを信じ、一言も発せずに大空に散っていった戦士たちに捧げる鎮魂の書き下ろし。
目次
第1章 人機一体
第2章 「生命」の重み
第3章 「苦労は先にせよ」
第4章 たった一人の決断
第5章 一期一会
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねじまき鳥
2
最近太平洋戦争関連に興味がわいてきて、二十年以上本棚の肥やしになっていた本書を引っ張り出してきました。貴重な体験談だと思いますが、時系列がバラバラで思い付いたものを書かれていたので、開戦~終戦までを通して読めたらなおよかったな、と思います。2025/05/13
jack
1
日本の悪しき慣習、それが学歴偏重官僚制。 実務に徹し、愚直に業務推進に励む、地方吏員に感謝。 これを、改革出来れば、日本は、もう一歩、先進国となれるのではないか? ☆5.0 極限は、人を作るが、痛ましい。2015/05/27