出版社内容情報
まずは簡単に心理学論文の全体像をつかもう。その後徐々にステップアップ。まったくの初心者でも、スラスラ読めてしっかり身につく!まったくの初心者を想定して、最初はごく基本的なルールから解説。徐々にステップアップしながらレベルに合った知識やコツを紹介するから、スラスラ読めてしっかり身につく。読み終わるころには論文を書く準備完了!
ステップ1 とりあえずカタチにしよう
1.1 論文は型が大事
1.2 書式
1.3 レイアウト
1.4 表紙とタイトル
1.5 問題(目的)
1.6 方法
1.7 結果
1.8 考察
1.9 引用文献
ステップ2 内容を改善しよう
2.1 先行研究を調べて紹介しよう
2.2 先行研究の問題点を指摘し,検証方法を示そう
2.3 目的をどうやって達成したのかを説明しよう
2.4 検定結果をわかりやすく記述しよう
2.5 目的に対する答えを提示しよう
ステップ3 よい論文を書こう
3.1 論証とパラグラフ・ライティング
3.2 論理的な文章の書き方
3.3 仮定と仮説と予測
3.4 独立変数と従属変数
3.5 アブストラクト・サマリー
3.6 実験統制法1:ばらつきを排除する方法
3.7 実験統制法2:精神物理学的測定法
板口 典弘[イタグチ ヨシヒロ]
著・文・その他
山本 健太郎[ヤマモト ケンタロウ]
著・文・その他
内容説明
形式→書き方→考え方。一歩ずつ着実にマスター!いきなり頂上をめざすのはたいへん。一段階ずつおさえるポイントを明確にして、効率的にレベルアップ!「執筆・投稿の手びき」最新版に準拠。
目次
1 とりあえずカタチにしよう(論文は型が大事;書式;レイアウト ほか)
2 内容を改善しよう(先行研究を調べて紹介しよう;先行研究の問題点を指摘し、検証方法を示そう;目的をどうやって達成したのかを説明しよう ほか)
3 よい論文を書こう(論証とパラグラフ・ライティング;論理的な文章の書き方;仮定と仮説と予測 ほか)
著者等紹介
板口典弘[イタグチヨシヒロ]
2008年早稲田大学第一文学部卒業、2013年早稲田大学博士号(文学)取得。早稲田大学助手、日本医療研究開発機構専従研究員(札幌医科大学)を経て、慶應義塾大学理工学部特別研究員。専門は認知神経心理学、運動計算理論。心理学・工学的アプローチを組み合わせ、特に身体運動にかかわる健常脳機能および脳損償症状の理解・評価・リハビリ方法の開発に関する研究をおこなう
山本健太郎[ヤマモトケンタロウ]
2008年九州大学教育学部卒業、2013年九州大学博士号(心理学)取得。日本学術振興会特別研究員(東京大学、早稲田大学)を経て、九州大学大学院人間環境学研究院・講師。専門は知覚心理学、時間心理学。人の主観的な認識や判断を支える心の仕組みについて、主に「時間」を切り口として実証的な研究をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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