内容説明
お化粧上手でいきいき暮らすメークアップの計り知れない効用とは。ホウセンカで爪を染める初恋占いのルーツは。日ごろの役にたち、ちょっぴり物知りにもなれる皮膚科専門医がつづった、季節ごとの肌をめぐるさわやか随筆。
目次
春(人は装っていきいきと暮らす;サクラソウもかぶれのもと;金属のアクセサリーにご注意;ソバカス美人とホクロ美人;ステロイド軟膏に功罪あり ほか)
夏(初恋占い―ホウセンカで爪を染める;雨期のバンコクに電子顕微鏡がきた;シミもシワも人生の勲章;虫の言い分;肌はなに色か―形の表現、色の表現 ほか)
秋(バルセロナの白いゴリラ;わるい虫がつく;かぶれる―ギンナン、ウルシ、マンゴー;皮膚病も輸入自由化の時代;憎むべきエイズ、しかし予防は可能 ほか)
冬(虫歯からじんましんがでた;人はなぜ化粧をするのか;こわい低温ヤケド;ひと晩で髪は真っ白になるか;長く美しい髪の話 ほか)