印象派の冒険

山川 健一【著】/熊瀬川 紀【写真】

講談社（1989/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 229p／高さ 19X13cm
• 商品コード 9784062045896
• NDC分類 723.05
• Cコード C0071

内容説明

フランスを旅して、画家の世界と向き合った、作家・山川健一の新鮮な感性がとらえた印象派論。

目次

冒険が始まる前に―６人の印象派
冷たい太陽の下の、ゴッホの家
ゴーガンは何処へ行こうとしたか
職人気質を忘れなかった、コレット荘のルノワール
子供の子をキャンヴァスにとり戻したセザンヌ
クロード・モネの庭園幻想
わずか３６年に過ぎなかったロートレックの生涯
印象派の冒険がわれわれにつたえる、とても大きな可能性について考える

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ヴァン]

　印象派の６人、ゴッホ、ゴーガン、ルノワール、セザンヌ、モネ、ロートレックを読み物風に書いた紀行本。画家に対する著者の思いを綴る。ロックやバイクが好きだという、この著者の文体はちょっと片岡義男に似ている。

2019/11/15