内容説明
外交には独自の哲学、そして確固とした戦略がなければならない。だが、これまでの日本は、欧米を向いた経済外交に片寄っていたのではないだろうか。ますます複雑多様になる国際社会を見つめ、21世紀に向けて、著者は、アジア・太平洋地域の諸国が活発に交流し、積極的な経済文化活動を行なう“太平洋協力機構”の設立を提唱する。
目次
第1章 太平洋新時代の外交とは
第2章 パン・ヨーロッパからパン・アジアへ
第3章 ECに学ぶ太平洋協力機構
第4章 日米議員交流で太平洋に新時代を
第5章 カリブ・中米と太平洋の架け橋
第6章 太平洋近隣諸国との対話