学生街の殺人

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学生街の殺人

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  • サイズ B6判/ページ数 414p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784062033725
  • NDC分類 913.6

内容説明

学生街のビリヤード場で働く津村光平の知り合いで、元サラリーマンの松木がある日突然何者かに殺された。「俺はこの街が嫌いなんだ」という謎の言葉を光平にのこして…。さらに第2の殺人が密室状況で起こり、恐るべき事件は思いがけない方向へ展開してゆく…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

22
「世の中には知りすぎると面白くないことがたくさんあるんだよ」by 香月刑事(p410)2011/10/31

くまんちゅ

11
さびれた学生街で起こった連続殺人事件。さすがに随所で時代を感じさせる表現があるが連続殺人事件を巡るトリックや、最後まで目を離させない展開は古さを感じさせない。ラストで様々な伏線が解き明かされると「そうだったのか」と思わず唸ってしまう。さびれた学生街から新たな一歩を踏み出そうとする光平。事件を通じて成長し、大人になるとはこういうことなのかなぁとちょっと切なくなってしまう。2011/05/27

月夜

8
東野氏の作品にしては ちょっと すっきりしていないな。と思いつつ読みました。 初期の頃の作品であるらしい。納得2013/12/18

てつじろう

6
スゴく面白かったです。一昔前の時代のミステリーでしたが、ラストまで二転三転する展開に引き込まれましたし、かなり初期から散りばめられている謎についても全てが明らかになりスッキリしました。最初から最後まで登場人物がさほど増えず、犯人もその中にちゃんといるという王道的なストーリーは大好きです。2014/01/11

kogoty

5
真実が誰にとっても快いものであるとは限らず、それを知ることがむしろ心をずたずたに引き裂かれるような思いを味わうはめになることもある。それでも真実を知りたい、明らかにすべきだという気持ちを私は拭い去れないだろう。毒を呑んだ人には下毒が必要なのだ。ただ、純子の「何でもかんでも知ろうとしないこと。そうう暴力もあるんだから」というセリフは覚えておこう。2015/09/12

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