感想・レビュー
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kokada_jnet
67
1981年のエッセイ集「Asimov on Science Fiction」の翻訳で、原著刊行2年後の1983年に講談社から翻訳刊行。翻訳SFに勢いがあった時代の産物。翻訳は安田均、浅倉久志、加藤弘一、白川星紀(黒丸尚)で分担しているが、表紙の訳者名に白川の名前がないのは差別的な対応。佐々木侃司がイラストというのも、実に中身にあっている。1975年の初頭の6週間に、NYでスター・トレックのファン大会が3回開かれて、アシモフはその3回とも参加したという。とことんファンダム好きな人だね。2025/06/08