内容説明
デザインには経営を左右する力がある。とくに、各企業特有の思想とマネジメントをベースにデザインを戦略的に展開した場合には、想像もできないほどの、経営上の効果が現われることもしばしばである。ところが、ここで問題がある。それは、一般にデザインは「水モノ」といわれるように、つかみ所がなく、当てにならない面があることである。―そこで、本書は、デザインの論理的展開・定量的評価を追及して“経営”に直結させる手法をやさしく説く。
目次
第1章 デザイン戦略経営のダイナミズム
第2章 経営とデザイン
第3章 経営戦略とデザイン
第4章 デザイン・マネジメントの方法論
第5章 事例で見るデザイン・マネジメント(松下電器産業;シャープ;東日本旅客鉄道―JR東日本;日産自動車;イトーキ)
第6章 デザイン戦略経営への英断