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講談社文芸文庫
角鹿の蟹―現代日本のエッセイ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784061963818
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

岩本素白を論じ、「世間に目立つようなことの一切を好まれなかった」(「素白随筆二則」)と評した著者も亦、素白その人であった。美術に造詣深く、文章極めて豊潤。論考の底流には自ら文学作品が存在する。先学、友人等との交流や身辺の様々、折々の随想を綴った「南禅寺の山門」「外村繁」「水引の花」「会津八一先生」ほか五十三篇収録。表題の「角鹿(つぬが)」は著者の故郷「敦賀」の古名。

目次


草花
三女
帰省
時計
故郷
小学運動会
京都
湖南の春
「新近江八景」というもの
記念事業と寄附
ミミイのはなしなど
ルイ
お経
南禅寺の山門
湯ヶ島風景
外村繁
水引の花
加藤健児
柳田泉さん
木下尚江先生
訪鏡花先生記
天衣無縫
逍遙先生
山口剛先生
会津八一先生
岩本素白先生
石割さん
服部さん
小さい青野さん
兼常さん
松原純一さん
川端さんとの一日
石井さん
川副国基を喪う
尾崎一雄
評釈伊勢物語
日本都市風景
荒野の呼び声
菊がさね
先生の匂い
「種蒔く人」とわたくし
稀書複製
異版
いい薬になった著書
メイチョ一巻
誤植でないことば
作家の真筆
藤村の手紙
時評ふたつ
素人の本造り
雑談中野重治
人と作品(石崎等;大屋幸世;中島国彦;新見正彰)
年譜
著書目録

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