講談社文庫<br> 富獄〈下〉―米本土を爆撃せよ

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講談社文庫
富獄〈下〉―米本土を爆撃せよ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 383p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061859159
  • NDC分類 538.7
  • Cコード C0195

内容説明

航空機王国アメリカに挑戦した日本の技術力は。三年八ヵ月にわたる日米戦争の間に、日本の陸・海軍は、派生型も含め百六十四機種もの航空機開発に着手した。特にボーイング社が開発中だった世界最大の四発爆撃機B29をはるかに上まわる六発の“富獄”製造は、今日の日米最先端技術戦争のさきがけとなった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

moonanddai

9
読みながら、ずっと昔の東宝映画「海底軍艦」を思い出しました。発想は同じ「一発逆転」ということなんでしょうか。中島知久平がこの「富嶽」を言い出した理由としては、多民族等の問題をはらむアメリカは、本土に一撃を加えることにより、内部からの崩壊をもたらすことになるのではないか、ということもあったようです。なぜなら、アメリカは(内戦を除き)「それまで」本土を直接攻撃されたことがない国であったため、虚を突かれると脆いのではないか…。ただ、(本書刊行後の)9.11のことなども考えると、果たしてどうだったか…。2021/05/05

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