講談社文庫
死体農場

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  • サイズ 文庫判/ページ数 501p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061858367
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

【内容紹介】
教会からの帰途、11歳のエミリーを何者かが尾行し、自宅のベッドから連行のうえ殺害した。死体の内腿と胸の上部及び肩の肉は切りとられていた。極秘の研究所「死体農場(ボディ・ファーム)」の協力のもと、ケイと殺人課刑事マリーノの、極悪犯に対する凄絶な死闘が始まった。世紀のベストセラー「検屍官シリーズ」好評第5弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆいまある

85
面白すぎて読むのが止められない5作目。同世代の女性医師が主役なので己を重ねてしまい、心に刺さりまくり。姪に贈る時計がブライトリング、車はシリーズ始まって既に3台目のメルセデス(作中で廃車。間もなく4台目に)。ケイがお金持ちになっていくのは作者が成功した結果だと思う。私なら子供に買うのはGショック。今回もまた犯人射殺で終了し、自供聞けなくて残念。前作犯人捕まってないので6に進みます。ミュンヒハウゼン症候群じゃなくて、"代理"ミュンヒハウゼン症候群ですね、このケース。あとエミリー強姦した犯人解明されてない。2019/09/22

GAKU

65
検屍官ケイ・スカーペッタ シリーズ第5作。ずっと前にブックオフでシリーズ第7作までまとめて買って、4作目まで一気に読みました。今回何年か振りに本棚から引っ張り出して読みました。久しぶりなのでレギュラーの登場人物達、前作からの事件のつながり等殆ど覚えていませんでした。読み始めて少しずつ記憶が蘇って来ました。今回発生した事件は解決するのですが、登場人物達のその後や前作から捕まっていない殺人鬼がどうなるのか、第6作に続くようなので近いうちに続けて読もうと思っています。⇒ 2020/06/01

セウテス

56
シリーズ五作品目。十一、十三歳と少年少女が暴行され殺害されて見つかる。そこには、有名な連続殺人犯の影がちらつく。ケイは死体農場の協力のもと、非道な犯人との戦いが始まる。いつも通りのパターンの流れであり、作者の手法でもあるのだが、ケイの人生の記録的物語の中に、個人的問題と事件捜査がバランスよいシリーズです。したがってミステリーの前に彼女の問題や家族の問題が、シリーズの流れとして存在しており、その人生を辿る楽しみが有ります。しかし今回は何故このタイトルなのか、そして事件解決に対する比重が軽い様に感じ残念です。2014/11/30

空猫

37
『実録…』と間違えて予約しちゃった。一作目を読んだだけの「検死官シリーズ」の第五弾。この間に色々あったらしく不明な部分もあった。連続事件と類似した少女誘拐殺人、姪っ子のトラブル、同僚の突然の怪死、入院、情事、、騒動は次々起きるが捜査は中々進まない。けれど幾つものピースがカチリと繋がった時、一気に解決へと向かう。あーこんな結末はとても悲しい。第1弾よりもずっと楽しめたけど、キャラ達があまり好みではないのだな~(´▽`;)ゞ。2022/06/25

Yuna Ioki☆

34
445-78-38 スカーペッタシリーズ第五段というよりもゴールト編が続いてる感じだが、肝心のゴールトはほとんど出てこない(笑)2014/02/24

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