内容説明
正義の戦士リバの前に、もう一人の運命の子・ルクセが出現し、あらたな旅が始まる。しかし、この二人が行く所にも、やはり悪の権化・魔道師による奇奇怪々な生き物と恐るべき罠が待ちかまえている!数奇な運命に導かれながら旅する少年と戦士が最後に得たものは何か?哀しくも美しい新ファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちぇんた
2
前作に引き続き再読です。その明るい強さが、潔くも清々しく、物悲しい(;・ω・)2013/02/21
景
2
素敵な物語、とりあえずの完結。だけれどもリバの旅は続く2008/12/15
しげみな
1
洋物ファンタジーが苦手な人でも比較的とっつきやすいと聞いて読んでみたよ。上巻と下巻で対比を成すような作品。トーフェはひたすら哀しく、ルクセはひたすら明るい。結末は微妙だけど、確かに読みやすかったw
永山祐介
1
全編に淡い哀しみが感じられる、突き放したような文体がとても好き
Tetchy
1
今度の主人公は怪力を誇るルクセ。しかし表紙の絵(書影がないので解らないだろうが)から見ても、ごっつい男ではなく、腕白少年という風貌。前作(上巻?)のトーフェと違い、このルクセの性格が明るいのが物語のトーンを変えている。が、しかし上巻と物語の進み方がほとんど一緒なのが気になった。2回も同じ話を読まされている感じ。そしてまた結末は読者の予想を裏切る。どうもオイラはこの作品は合わないようだ。2009/10/01