内容説明
病気と闘いながら、介助犬の育成者として歩んだ日々。強い絆で結ばれた人と犬の感動の物語。
目次
第1章 こんにちは、わたしの犬
第2章 わたしとつながる七つの命
第3章 さあ、出かけよう!
第4章 多くの人に伝えたい
第5章 仲間に囲まれて
第6章 介助犬訓練生・フォード
第7章 介助犬・ブラッド
第8章 世界一のハーネス
第9章 明日へ向かって
著者等紹介
中嶋公仁子[ナカシマクニコ]
1969年山口県生まれ。二十歳の頃、障害を負い、手足が不自由となる。娘と一緒にできる仕事がしたいと、ラブラドール・レトリーバーのブリーダーとなる。犬を譲り受けた人から「介助犬」のことを聞き、これをきっかけに98年より、不自由な自分を手伝ってもらうための訓練をはじめ、ハニー、ブラッドの2頭の介助犬を育成。使用者でありながら育成者であることが話題となり、『二十四時間テレビ』や『ズームイン!!朝!』などでも取り上げられる。現在も病気と闘いながら、介助犬の育成を続けている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アッキ@道央民
42
著者自ら障害があり、車椅子を使った生活をしながらも家族や周りの人達に支えられながらも手探り状態ながら介助犬の育成、普及に携わる。その六年間の記録。自分だったら車椅子生活になってしまったらなかなか立ち直る事出来ないかも。前向きで行動力のある方だなぁという印象。今ほど介助犬という存在も知られていない頃でもあり、本の中で語られる以上に苦労も多かったと思います。障害のある方々の生活を手助けしてくれる介助犬。命あるものが側にいてくれるだけでも心強く感じると思います。この本を読まれた方が、1人でも多く介助犬に対する2015/11/04
宇宙猫
17
★★ すごいバイタリティなんだけど、結構独りよがりな感じ。あとがきで口述だとあるので、そのせいもあるのかも。2015/11/07
magu- taro
9
車椅子生活だからこそ感じられた幸せ。ワンコは飼うのではなくて、一緒に暮らす家族なんだ。2015/10/12
カエル氏
0
大事なのは「犬たちに、あなたが教えてもらうこと」。2018/06/09