内容説明
「女のくせに…」をはね返し、果敢にそして自由に、女の歩む道を拓いた先駆者たち。
目次
川上貞奴―宰相をパトロンとした名妓から一躍国際女優第1号へ
下田歌子―妖女か才女か、謎と艶名につつまれた宮廷の花
三宅花圃―鹿鳴館のシャンデリアの下に生まれた近代最初の令嬢作家
樋口一葉―彗星のように逝った天才女流作家の愛と文学
岸田俊子―宮廷の才女、一転してわが国初の女流民権の闘士となる
津田梅子―世界最年少8歳のアメリカ留学生、女子教育の一粒の麦ここに育つ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
めんこ
1
まさに女性のパイオニア。明治時代に女性として新たな生き方を模索し、道を切り開いた人たち。何よりも生命力にあふれ、ときに大胆な生き方にただただ感銘を受ける。とりあえず、積ん読になってる「たけくらべ」を読もうかな。2025/08/04
Gen Kato
0
再読。もっとも新しい仕事(女優)をこなした川上貞奴がもっとも古い女だったりするのがおもしろい。下田歌子も自分は突出しながら思想は新しくないし。もっともそこが「パイオニア」たるゆえんなのかな。当然ながら一葉は実に魅力ある人生。岸田俊子も興味のある人です。2015/06/01
悸村成一
0
再読。川上貞奴、下田歌子、三宅花圃、樋口一葉、岸田俊子、津田梅子。1232018/09/04




