内容説明
軍隊は選ばれた政府の役人である民間人に従ってきた。そうした民間人は必ずしも賢くも正しくもなく、時には必要な力量さえ備えていなかった。しかしその命令に従わねばならないのだ…パイロット・ジェイクは口をとざしたまま、ふたたび死が待ちうける敵地上空に飛び立つ。―闘う男の魂を描いて全米を揺るがした話題作、堂々の初訳。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
對馬 正晃
6
いや最後の最後でそうくるか・・・という感じで、話の構成に難ありなのではないでしょうか?リアリティは抜群かもしれませんが、エンターテインメントとしてはデイル・ブラウンに軍配が上がりそうです。2020/03/11
Tango
4
S.クーンツ著 ベトナム戦争にA6イントルーダパイロットとして従軍し、戦場での葛藤と空母部隊の臨場感溢れる航空小説。飛行機物が急に読みたくなって再読しました。「零戦燃ゆ」や「永遠の0」など戦闘機ものは数あるが、攻撃機ものは数少なく読み応えあり。また、戦争っていったい何って、考えさせられる本です。映画:「イントルーダ怒りの翼」の原作原題:Intorouder2015/11/02