感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
セウテス
56
〔再読〕初めて読んだのは、40年位前の事です。文庫版になっているのは嬉しい、思わず手にとってしまった。「天才のプライバシー」という続編共々、社会人として悩んでいた私にとって、ありがたい作品となった。アインシュタインやゲーテ、ヒトラーからアレキサンダー大王など、多方面の人物たちの学校との関わりや評価は面白い。天才も学生の頃は普通であったり、落ちこぼれであったり例え秀才であっても、私と同じ様な事を悩み苦しんで、努力していると解かる。それが中々面白おかしく描かれており、きっと色んな場面で力になってくれると思う。2017/12/16