内容説明
修羅場を潜り抜けてきた男・龍造寺が鬼門と恐れる博物館「呪物館」に魔書『本草霊恠図譜』が持ち込まれるとの情報を得た小夜子。本の奪還のため仲間とともに向かうが、密室での図譜消失や連続殺人など不可解な事件に遭遇。さらには世界転覆を狙う「有鬼派」も現れ、館は妖怪バトルの戦場に。謎解きと戦い、まさに鬼門と化した館から小夜子達は本を奪還し、生還できるのか。
著者等紹介
化野燐[アダシノリン]
1964年、岡山県生まれ。妖怪文人。1999年、『幻想文学』誌上にてデビュー。『怪』、『幽』などに論考・書評を奇稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とことこ
5
龍造寺がほぼメイン?彼は双子だと思ってましたがその謎にもちょっとせまった感じですね。また新しいキャラが登場。しかし読んでて美袋のじーちゃんは一体何をしたくてこんな本を残したんでしょう?今回は結局時さんがしめたって事ですかね。2013/04/02
留々家
2
それぞれのアイディアは面白いのに、それの出し方が唐突というか雑な感じがする。今回のあっさりした終わり方は好き2013/11/11
星華@FANKS
2
タイトルにもなってる謎の「呪物館」今回その謎が解けた感じがしました。このごろ主人公よりも龍造寺が主役のような感じにwwwそれに白石クンも少しはシッカリしてきた感じがしました。2012/07/13
お人形
2
呪物館の正体が分かって、成る程、そういうことだったのかと。小夜子がシリーズの主人公のはずなのに、龍造寺がすっかり主役化しているような・・。2012/05/12
ryu
2
いつものことながら戦闘描写が下手すぎるんだよなーこの人…2009/11/25