内容説明
修羅場を潜り抜けてきた男・龍造寺が鬼門と恐れる博物館「呪物館」に魔書『本草霊恠図譜』が持ち込まれるとの情報を得た小夜子。本の奪還のため仲間とともに向かうが、密室での図譜消失や連続殺人など不可解な事件に遭遇。さらには世界転覆を狙う「有鬼派」も現れ、館は妖怪バトルの戦場に。謎解きと戦い、まさに鬼門と化した館から小夜子達は本を奪還し、生還できるのか。
著者等紹介
化野燐[アダシノリン]
1964年、岡山県生まれ。妖怪文人。1999年、『幻想文学』誌上にてデビュー。『怪』、『幽』などに論考・書評を奇稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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