目次
第1部 日本の医療があぶない―小泉「医療改革」の激痛(小泉「医療改革」―なにをどうしようとしているか;「医療機関への痛み」―結局は患者へのしわ寄せ;医療改悪案の経過;小泉「医療改革」を阻止するために)
第2部 社会保障があぶない(私たちの生活と社会保障;社会保障が人間らしく生きていく保障でなくなる)
第3部 医療のこころ―「いのちこそ宝」(国民皆保険制度が確立する以前の医療状況;一九六〇年代以降の社会保障の充実の流れ;「日本型福祉社会」とは―医療や福祉を充実させることは、甘えとただ乗りを助長する愚かなシステム?;患者の受診を減らす方程式 ほか)
著者等紹介
肥田泰[ヒダユタカ]
1944年生まれ。東京大学医学部を卒業後、巨摩共立病院、浦和民主診療所、埼玉協同病院、埼玉西協同病院などの勤務を経て、1992年から埼玉協同病院院長。1992年より全日本民医連理事、2000年より全日本民医連副会長を経て、2002年2月に全日本民医連会長に就任
相野谷安孝[アイノヤヤスタカ]
1955年生まれ。中央大学法学部を卒業後、医療法人立川健生会に勤務。1985年より、全日本民医連事務局に移籍。1994年から2002年まで、同理事。現在、中央社会保障推進協議会事務局次長
高柳新[タカヤナギアラタ]
1939年生まれ。東京医科歯科大学を卒業後、大田病院院長、代々木診療所所長、東京民医連副会長、全日本民医連副会長などを経て、2002年2月まで全日本民医連会長。現在、東京勤労者医療会理事長代理、中央社会保障推進協議会代表委員、全日本民医連名誉会長
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