内容説明
猫の死体と奇怪な暗号。文化祭のミスコン会場を地獄に変えた鏡の殺人。演劇部の部室で、屋上で…目まぐるしく起こる密室殺人に仕掛けられた巧妙な罠。白雪姫の物語どおり殺戮を繰り返す「スノウ・ホワイト」の正体とは。美少女探偵ヴィッキーからの挑戦状つき。メフィスト賞受賞作、シリーズ第二弾。
著者等紹介
関田涙[セキタナミダ]
1967年横浜市生まれ
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感想・レビュー
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水月
2
科白(かはく)齎す(もたらす)不断(ふだん)仮令(けりょう)態と(わざと)寧ろ(むしろ)…このあたり調べながら読了。なんでこんなに不自然に読みづらい漢字使うんだろう。 美少女探偵ヴィッキーもの2作目。まず序盤から大量に似たような中高生が出現し、覚えきれない。一人一人に特徴が少なく、全員同じ中高生なので差別化しずらい。誰だかよく分からないまま話は進んでいく。語り手の誠は必要以上にヴィッキーを褒め称え、読んでる方としては置いてけぼりを食らう。事件が発生し、挑戦状が入るあたりはわりと盛り上がる。(続)2016/08/25
寒っ!!
1
トリックは最後のやつが無理ありすぎ。野球部室は作者の図面では無理。もっと単純な方法がある。フェアさにも欠け、作者は本格推理に向かない。2014/04/03
影実
1
再読。密室などの一つ一つの謎については解けるものもあるだろうが、犯人については厳しいのではないか。アンフェアに分類する人が多数派なはず。探偵であるヴィッキーにも魅力がなく読んでいて辛い。2009/11/03
二分五厘
0
2003.7.26
こすも
0
彼の重大な事柄に対しての伏線ってありました? あったら教えて下さい。また、誠の数々の差別発言はイライラする。でも、この終わり方は好き。前作もそうだけれど、最後だけ楽しむ小説だと思う。2010/03/23