内容説明
ミステリ作家浦賀和宏は悩んでいた。次作のテーマは「密室」。執筆が難航するなか、浦賀ファンの女子大生が全裸惨殺死体で発見される。彼女が最後に会っていたのは浦賀和宏!?そして…その裏にはもうひとつの事件が?愕然の結末!永遠のテーマ「密室トリック」に挑む講談社ノベルス20周年書き下ろし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じゅんぢ
43
密室をテーマにした作品でこんなミステリーを書いてしまう作者はいい意味でかなりひねくれていると思う。2018/11/18
雪紫
36
浦賀さん全力全開の悪ふざけ。その悪ふざけに気を取られてればある意味で背負い投げを食らわされる。「あいつの小説、なんかある度に、すぐに人を殺して食うんだよ!」とか言われてるのには苦笑。作中作の「イエロー・マジック・オーケストラを聴いた男達」の密室トリックは過程のぶっ飛び具合にたじろぐけどトリックとしては結構好みの範囲。とりあえず表紙のレントゲンは浦賀さん自身でOK?2020/02/07
airipapa
9
面白く、一気に読んでしまった。よくこんなことが、思いつくのか、それが作家なのかな。2018/11/24
CCC
8
ほとんど悪ふざけのようだけど、どうしようもなく面白くてかなわない。2017/02/12
ettyan えっちゃん
8
ミステリとかそういうのはどうでもよく,YMOネタが読みどころ。 2014/11/02
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