内容説明
逃げるヒロイン、守るヒーロー。逃げ切れるか、最後まで。守り切れるか、空手を武器に。
著者等紹介
中島望[ナカシマノゾム]
1968年2月、和歌山県生まれ。西宮市育ち。著書に、第10回メフィスト賞を受賞した『Kの流儀』がある。国際空手道連盟極真会館所属
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感想・レビュー
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誰も悪くないこれは悲劇や
1
信者を硫酸風呂につけて殺すのが趣味のカルト教団教主とか殺人格闘家五連凶星とか麻薬強化兵集団清掃部隊とか外連味の塊みたいなのがゴロゴロ出てきて極真空手に殴られて死ぬ!和歌山城の天守閣で金属製マスク付けたプロレスラーと殴り合うし骨法の達人に殴られるとなんかよくわからんけど体が爆発して死ぬ!最高だ!こんなアホみたいな小説、中島望以外の誰が書けるんだ!強烈な怒りと絶望、そして暴力…ただそれだけが詰め込まれた一冊であり、それを彩る林田球の画も最高にセクシーでクールだ!読め!『Kの流儀』も読め!すべてはカラテなのだ!2017/01/29
黑猫
1
2004年6月7日読了2004/06/07
hizz
1
空手有段者の作者らしく戦闘シーンの説明とかは細かい。経験者とかは面白いかな? ストーリーはヒロインがどうもふらふらしてて言動が??って思った。(単に私の読解力がないだけか?)2012/12/17
お人形
1
実際に空手の修行をしていた人ならではの臨場感! お話そのものは救いのない悲惨物語。マンガ的な設定なのに、その点だけ変にリアルだと思う。2012/02/19
いもこ
1
林田球の挿絵を目当てに読みました。バイオレンスすぎるので苦手。2007/12/27