出版社内容情報
トマトの祖先は南米の高山植物、キャベツの故郷は地中海沿岸の岩壁。八年余の歳月をかけて野菜のルーツを訪ね歩いた世界異色紀行
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんこい
3
玉村本とは違い写真が豊富です。野菜の起源を求めて、トルコ、ペルー、チベットと辺境をかけめぐる情熱はすごいし、書いてはないですが相当苦労したと思います。白菜やキャベツ、大根がどうやったら菜の花から生まれるのか? 2012/04/21
Kazuo Ebihara
1
本書は、1982年から1989年にかけて、 現在の野菜のルーツを訪ねて、 世界の僻地を旅した探検記。 ジャガイモはアンデスの高山植物。 キャベツの故郷は地中海沿岸の岩壁。 中南米で生まれ、南太平洋を渡ったサツマイモ。 インドで生まれたナス、キュウリ。 白菜は揚州などなど。 野菜が辿った道を著者と共に 想いを馳せるのは愉しい。 2016/03/03
どすきん
1
キャベツの原種があんな物だとは。アブラナだけじゃないアブラナ科大健闘。エッグプラント(茄子)は本当に玉子に見える。
ココアにんにく
0
19990623読了 図書館借
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