内容説明
血塗られた時計塔の惨劇は序章にすぎなかった。飛翔する死体、消失する山荘、謎めく血文字、殺し合う死者たちなど、素人探偵・森江春策に突きつけられた奇妙奇天烈な七つの謎。起こった時代も場所もバラバラの不可能犯罪を解き明かすうち、世界は一変する!?驚愕と衝撃の芦辺ワールドに奇想のタネは尽きまじ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きゅう
1
それぞれ独立した話ですが最初と最後の話だけはつながっています。最後の話で題名の『探偵宣言』の意味がわかります。森江春策についてはいろいろ作品が出ている、のかな?短編にはそれぞれ『殺人喜劇の〜』という題名がついていて、確かにいろいろと喜劇的ではあるかもしれない。「人が二階から三階に飛んでいった」みたいな。まあわりと読みやすかったです。2012/06/29
ひらりん
1
今一つ。「殺人喜劇のXY」と「殺人喜劇のニトロベンゼン」はいろいろな解釈をしてみるというアイデアはいいけど、こじつけじみた推理が大量に出てきて飽きる。2011/07/15
ヤボテン
1
最初に感じた稚気がしりつぼみになってって、残念なかんじ。とりあえず書籍化にさいし「XY」はどうにかならなかったのかと。2011/01/15
ほたる
1
してやられたけれど、なぜか悔しくはなかった。意外とメタ要素が多かったです2010/09/01
鈴と空
1
つまらない訳じゃないし驚きもあるんだけど、なぜか進まなくて苦戦した。2009/03/03