出版社内容情報
【内容紹介】
ロボットだけの国をつくるため、アトムとウランはアフリカに飛ぶ。そこで発見した光る十字架によって、ウランは超能力を身につけた!ウランを救世主とあおぐ、メラニン一族の王子ブルボは、なにをねらっているのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
赤字
3
図。いつの間にかアトムが元に戻っていた。/四次元少年の発想面白いなー。こういう漫画って他にないのかなとか。2012/09/20
悸村成一
2
「メラニン一族の巻」、「ミーバの巻」収録。11刷2006年。図書館本。 C1032016/11/27
Munedori
2
ミーバの話。ドラえもんのタイムマシンのモデルだったりするのかな。天馬博士が出てくる話は、何事も使う人次第なのだなと思う。2015/11/14
○○○ ○○
2
そもそも成長しない事を欠陥として抱えて生まれ、大人の頭を宇宙人から貰い大人にならなければならないと諭されたはずのアトムは、その後ロボット故の不完全さ故にヒーローとして成立する物語の中に投げ出され戦いを繰り広げていくことになる。そして12巻でアトムは大人の姿に成長することを拒絶し、一方13巻ではそのままの姿で100万馬力を得て成長する。変わらないが変わらなければならないアトムが、変わらないよう変わってしまう。そして手塚自身最早変わってしまったアトムしか描けない。天馬博士の話が嫌でもその事を考えさせる。2014/10/11
松田望
2
「ミーバの巻」前巻までと打って変わってハイブローなSF。楳図かずお氏『漂流教室』中の妄想の怪虫エピソードは、この砂漠のエピソードからの着想?2014/04/22