講談社学術文庫<br> 英語の冒険

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講談社学術文庫
英語の冒険

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  • サイズ 文庫判/ページ数 489p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061598690
  • NDC分類 830.2
  • Cコード C0122

出版社内容情報



メルヴィン・ブラッグ[メルヴィン ブラッグ]
著・文・その他

三川 基好[ミカワ キヨシ]
翻訳

内容説明

英語はどこから来てどのような経過で世界一五億人の言語となるに到ったのか―。一五〇〇年前にフリースランドからブリテン島に入り込んだゲルマン人の言葉。わずか一五万人の話者しか持たなかった英語の祖先は、衰退と絶滅の危機を乗り越え、やがてイングランドの公用語から世界の「共通語」へと大発展してゆく。周辺言語との格闘と成長の歴史。

目次

英語の出発
危機一髪
苦難の時代
試練のなかでの進化
玉座奪還
新生イングランドの文学者チョーサー
神の言葉となった英語
国家の言葉へ
壮大な権力闘争の果てに
言葉のルネサンス
“正しい”英語を求めて
永遠の作家シェイクスピアの英語
アメリカへの運命の旅
大いなる西部―英語が発見した新世界
川下に売られて
英語を“つかまえ”ようとした人々
正しい発音のために
蒸気機関、街路、そしてスラング
イギリスとインド、波瀾の関係
英語のるつぼ、西インド諸島
オーストラリア英語の宝
“光と影”
英語の植民地化
英語に明るい未来はあるのか?

著者等紹介

ブラッグ,メルヴィン[ブラッグ,メルヴィン][Bragg,Melvyn]
1939年生まれ。イギリスの作家。オックスフォード大学で歴史を学ぶ。著書に『巨人の肩に乗って』をはじめとしたノンフィクションや文芸作品などがある。“The Hired Man”でPEN賞を受賞

三川基好[ミカワキヨシ]
1950年東京生まれ。元早稲田大学教授、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

timeturner

8
ほんとに血わき肉おどる冒険物語だった。ミスター・イングリッシュが、艱難辛苦を乗り越え、かなりえげつないこともしながら財産・地位を築いていく立身出世伝。読みながら何度か『忘れられた巨人』を思い出した。2016/01/06

穀雨

6
一言で言えば英語史の本だが、言語学者ではなく作家の手になるもの。5世紀にフリースラントから到来した英語がバイキングやノルマン・コンクエストといった危機を乗り越え、世界の共通語に進化していくさまがエピソード豊かに語られていて、読者を飽きさせない。アメリカ、西インド諸島、オーストラリア、シンガポールなど、世界各地の英語の特徴についても触れられており、進出した先の現地語を貪欲に取り込んだことが英語の発展のカギだったことがわかった。2025/03/28

Nobu A

5
英語力向上を掲げ、英語教育の迷走とも言える議論百出の様相を呈している一方で日本語の乱れも指摘される国内言語界。日本語保護派だが1500年の歴史を持つ国際語が如何に逞しい言語なのかを理解。ロシア語を始め、多くの言語を取り込み、ノルマン征服でフランス語の支配下に置かれ一度は消滅しかかった英語。i luv u 等のテキスト英語や cyberskiver(ネットサーファー)等の柔軟な造語で進化し続ける。日本語も変遷し、漢字や仮名の多種表記で発達した言語だが、抵抗できないなと思った。膨大な情報量に後半流し読み。2020/06/30

Tomoko 英会話講師&翻訳者

4
図書館本 ざざっと途中まで この時代にこんな言葉が英語に入ってきたというのを知るのに 253ページにスペリング・ビーとcolour から color へのつづりの変化 2020/09/27

壱萬参仟縁

4
英語帝国主義の呼称はグローバル化の象徴である。英語は覇権的な戦略性を有するが、英語の将来性は最後の24章に書かれている。「広まれば広まるほど英語は多様化していき、分裂していく可能性がある」(477ページ)。つまりは、地域固有の現地語的な色彩を帯びた言語の変容が予見されよう。1500年の長きに及ぶ世界共通語への挑戦。評者も英語は嫌いでなく、通訳案内士の英語もハローで学んできた。真に異文化交流に役立てばそれでいいが、植民地支配も残存するので、なかなか全てを笑顔では受容できないか。2012/11/08

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