講談社学術文庫<br> 大久保利通

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講談社学術文庫
大久保利通

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  • サイズ 文庫判/ページ数 236p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061596832
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0121

出版社内容情報

難局への対応から家庭での素顔まで
維新の指導者像を語る貴重な証言集

維新の立て役者、大久保利通の実像を伝える証言集。明治43年10月から新聞に96回掲載、好評を博す。討幕、新政府樹立、近代化への政策施行、西南戦争……。政治家としての姿から西郷への思いや家庭での素顔まで、興味深い秘話、逸話、情味溢れる憶い出が語られてゆく。強い責任感、冷静沈着で果断な態度、巧みな交渉術など多様で豊かな人間像がゆかりの人々の肉声から蘇る。

本書は、大久保利通に身近に接した人々によって語られた、いわば肉声で綴られた大久保メモリーである。『報知新聞』の記者松原致遠が、それぞれの人物にインタビューして記事にまとめたもので、時には会話体で、時にはモノローグのかたちで、大久保利通についての想い出が語られる。……『報知新聞』には明治43年10月1日から(翌年4月17日まで)、全部で96回にわたって掲載されたものである。――<本書「解説」より>

佐々木 克[ササキ スグル]
監修

内容説明

維新の立て役者、大久保利通の実像を伝える証言集。明治四十三年十月から新聞に九十六回掲載、好評を博す。討幕、新政府樹立、近代化への政策施行、西南戦争…。政治家としての姿から西郷への思いや家庭での素顔まで、興味深い秘話、逸話、情味溢れる憶い出が語られてゆく。強い責任感、冷静沈着で果断な態度、巧みな交渉術など多様で豊かな人間像がゆかりの人々の肉声から蘇る。

目次

大久保公の俤
公の家庭教育
大西郷との交情
日本の大黒柱
威重山の如し
部下に対する公
子弟教育の苦心
公の格言
伊藤公の感涙
公平無私の公〔ほか〕

著者等紹介

佐々木克[ササキスグル]
1940年、秋田県生まれ。立教大学大学院文学研究科博士課程修了。京都大学名誉教授。幕末・明治維新史専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

esop

76
薩摩藩出でありながら、日本全体を考えることができたのは当時並大抵のことではないのだろう。律儀で真面目な人だったんだナァ。 竜馬がゆく!ではあまり描かれなかったが、人情味あふれる偉人だったらしい。威厳に満ちて周りはビビりまくりだが、責任感が強く、当時の日本をまとめ上げた。 面白かった。 西郷と大久保の仲は兄弟以上らしい。なんでも西郷どんこ肥満を、本気で心配し妾を置いたらどうだ?と提案するほど。西郷どん、心得て、よいやつが手に入った!と言う。女ではなく大きい犬2匹であった。可愛いエピソードである。2025/03/02

中島直人

21
大久保利通のエピソード集。西郷隆盛と比べ、人気的にはイマイチで、よく知らない存在だったが、やっぱりその偉大さは圧倒的。読んで良かった。2015/11/05

春風

15
明治43年に報知新聞で連載された大久保利通証言集。証言者は子息を始め、太政官政府の部下など多彩。現行の雑誌のインタビュー記事で多用される“(笑)”の先駆けのような、インタビュー時の様子を所々で挿入している点なども、当時の息遣いが浮かぶようで面白く読める。本書の編集は、報知新聞掲載当初の形態を尊重しており、話者による話の食い違いがあったり、政治的思惑が垣間見れ、そこも読みどころとなっている。一例では、余談的に黒田清隆の婦人蹴殺事件について語られるが、後日、その記事を完全否定する意のコメントが掲載されている。2016/01/29

雛子

8
5月14日の甲東忌(というのか?)にあわせて、ようやく読了。大久保卿に心酔しすぎて憧れすぎて読めなかった一冊。冷徹で威厳に溢れていて近寄りがたい大人物、といった語られ方の多い大久保卿。有能な政治家としての印象が強い。その政治手腕に強く惹かれるのだけど、家族の話を読んでいたら、そんな印象だけでは語ることのできない人だと思った。もっと広く、大久保利通という人の魅力を知ってもらいたいんだけどな。解説まで興味深く読んだ。2012/05/14

通りすがりの本読み

6
明治維新の立役者大久保利通。周りの人からみた大久保利通について語る本。伝記ではなく「大久保利通はこういう人だった」という本です。寡黙ではあるが誰とでも会い、分け隔てなくよく人の話を聞く、冷静沈着、沈思黙考、公平無私、果断な態度、彼の前では誰もが威儀を正す。彼の死後、政治家が奢侈に流れ堕落したというのがほぼ共通する評価。冷徹そうに見えながらも他者への思いやりに溢れ、毎週土曜日には必ず家族と夕飯を一緒に食べ、子煩悩であったことなど可愛い一面も。何故だか惹かれる人物でした。2025/09/01

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