講談社学術文庫<br> 古代インド

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講談社学術文庫
古代インド

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  • サイズ 文庫判/ページ数 440p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061596740
  • NDC分類 225.03
  • Cコード C0122

出版社内容情報

苛酷な風土と東西文化の融合
仏教はこの地に興り、隆盛を極め、消滅した

レンガ造りの下水溝や大浴場を備えたモヘンジョ・ダロに代表される高度な都市文化を有したインダス文明。アジャンターの壁画に往時を伝える絢爛華麗なグプタ文化。この地に興り、隆盛を極め、消えた仏教。苛酷な風土と多様な民族・東西文化の融合が生み出した古代インド文明の全貌と、悠久の時を生きる民衆の姿を、仏教学の泰斗が鮮やかに描き出す。

第1章 インドの先住民
第2章 アーリヤ人の侵入
第3章 農村社会の確立とバラモン教
第4章 都市の出現
第5章 原始仏教の出現
第6章 統一的官僚国家の成立――マガダ国からマウリヤ王朝へ
第7章 異民族の侵入
第8章 クシャーナ王国
第9章 大乗仏教
第10章 グプタ王朝の集権的国家
第11章 セイロンとネパール


中村 元[ナカムラ ハジメ]
著・文・その他

内容説明

レンガ造りの下水溝や大浴場を備えたモヘンジョ・ダロに代表される高度な都市文化を有したインダス文明。アジャンターの壁画に往時を伝える絢爛華麗なグプタ文化。この地に興り、隆盛を極め、消えた仏教。苛酷な風土と多様な民族・東西文化の融合が生み出した古代インド文明の全貌と、悠久の時を生きる民衆の姿を、仏教学の泰斗が鮮やかに描き出す。

目次

第1章 インドの先住民
第2章 アーリヤ人の侵入
第3章 農村社会の確立とバラモン教
第4章 都市の出現
第5章 原始仏教の出現
第6章 統一的官僚国家の成立―マガダ国からマウリヤ王朝へ
第7章 異民族の侵入
第8章 クシャーナ王国
第9章 大乗仏教
第10章 グプタ王朝の集権的国家
第11章 セイロンとネパール

著者等紹介

中村元[ナカムラハジメ]
1912年、島根県松江市生まれ。東京帝国大学印度哲学梵文学科卒業。1954年から73年まで、東京大学教授を務めた。専攻はインド哲学・仏教学。文化勲章受章。1999年没
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感想・レビュー

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コウメ

54
インダスからアーリヤ人の侵入→マウリヤ朝→匈奴侵入、クシャーナ王国→グプタ朝。知らないことだらけで全体の流れしかつかめなかった。本書の「インド発祥の仏教がなぜ衰退した」のかというメインの理解までは辿り着かず。アレキサンドロス、ギリシャ人、ローマ帝国も絡めて、色々情報ありすぎて難しい。1年後か半年後に再読したい2020/08/20

白義

15
仏教を中心にした、現代を照らす鏡としての古代インド文明入門。アーリヤ人侵入以前からグプタ帝国崩壊までの。インドの茫漠とした果てしない風景を大学者中村元が余すところなく描いている。東西交流や多彩な思想など、現代から見ても新鮮なイベントが多く、仏陀やアショーカ王の登場はその最たるもの。折に触れて現代のインドについても言及されていて、バランスのいいインド入門だ。仏教の衰退についても示唆が多く、名著といって間違いない2012/06/27

モリータ

10
原始仏教、大乗仏教が生まれた歴史・社会的背景を知りたいと思って読んだ。異民族の侵入と普遍宗教としての仏教出現の関係、ローマ帝国との貿易による東西交流の大乗仏教への影響など、期待通りの面白さだった。/高校時代に読んだ杉山正明著「遊牧民から見た世界史」と同様、西欧中心の歴史から視点を変える通史としても楽しめる。しかし高校の授業の刷り込みはすごいもので、「チャンドラグプタ」「カーリダーサ」といった用語が世界史の先生の声とともに思い出されます。2018/03/24

roughfractus02

7
本書は「現代を通じて発見されたインド史」であると著者はいう。が、それは現代に連綿と続く古代以来のインドの歴史というよりも、興隆し消滅し、インドを離れて拡散するものの歴史だ。その代表が仏教である。仏教学者の著者はインダス文明からアーリア人侵入やバラモンのカースト形成が形を変えて続くインド史の中で、多様な言語に翻訳され、ヒンドゥー等他宗教と混淆しつつ世界宗教となる原始仏教の成立の背景を注視する。すると、堅固なカーストと集産主義政治の中でも自由の概念が生じ、釈尊が登場し、小乗から大乗に分岐する力の歴史が見える。2021/03/28

Kitinotomodati

4
知らなかった事を知るのって、楽しい。2021/03/13

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