講談社学術文庫<br> 絵で見る幕末日本

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講談社学術文庫
絵で見る幕末日本

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061596733
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C0121

出版社内容情報

スイス商人が描く幕末江戸の姿。挿画百点。鋭敏な観察力、才能豊かな筆の運び。日本各地を自分の足で歩き、庶民の生活の様子を活写。細密で美しい挿画140点
幕末の江戸・長崎・京都などが鮮やかに蘇る

鋭敏な観察力、才能豊かな筆の運び。1863年4月、日瑞修好通商条約締結のため来日したスイス時計業組合会長が見聞した幕末日本の諸相。長崎・京都・鎌倉など日本各地の様子、特に江戸の町を鉛筆と手帳を携えて巡り歩き、鮮やかに描き出す。床屋・本屋・武道場等の情景や武家屋敷のたたずまいがありありと蘇る。細密で美しい挿画140点を掲載。

第1章 渡航、長崎と下関
第2章 瀬戸内海
第3章 江戸湾
第4章 日本のヨーロッパ人居留地
第5章 われらの隣人
第6章 国と国民
第7章 日本人の家庭生活
第8章 ミカドの邸宅
第9章 京都の芸術と流行
第10章 金沢への遠足
第11章 タイクンの居館
第12章 鎌倉の神社仏閣
第13章 東海道
第14章 ヨーロッパの使節代表
第15章 高輪と愛宕下
第16章 城の周辺
第17章 江戸の商人地区
第18章 江戸の橋
第19章 本 所
第20章 芸術品と工業製品
第21章 江戸庶民の娯楽
第22章 祭りと祭日
第23章 浅草と吉原


エメェ・アンベ?ル[エメェ アンベ?ル]
著・文・その他

茂森 唯士[シゲモリ タダシ]
翻訳

内容説明

鋭敏な観察力、才能豊かな筆の運び。一八六三年四月、日瑞修好通商条約締結のため来日したスイス時計業組合会長が見聞した幕末日本の諸相。長崎・京都・鎌倉など日本各地の様子、特に江戸の町を鋭筆と手帳を携えて巡り歩き、鮮やかに描き出す。床屋・本屋・武道場等の情景や武家屋敷のたたずまいがありありと蘇る。細密で美しい挿画百四十点を掲載。

目次

渡航、長崎と下関
瀬戸内海
江戸湾
日本のヨーロッパ人居留地
われらの隣人
国と国民
日本人の家庭生活
ミカドの邸宅
京都の芸術と流行
金沢への遠足
タイクンの居館
鎌倉の神社仏閣
東海道
ヨーロッパの使節代表
高輪と愛宕下
城の周辺
江戸の商人地区
江戸の橋
本所
芸術品と工芸製品
江戸庶民の娯楽
祭りと祭日
浅草と吉原

著者等紹介

アンベール,エメェ[アンベール,エメェ][Humbert,Aime]
1819年、スイス生まれ。スイス時計組合会長、国会議員を歴任。1863年5月、日瑞修好条約締結のため来日。1990年没

茂森唯士[シゲモリタダシ]
1895年、熊本生まれ。東京外国語大学卒業。ロシア大使秘書、産経新聞論説委員、世界動態研究所所長、人権擁護調査会常任理事等を務める。翻訳家・評論家。1973年没
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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i-miya

62
2013.12.20(12/20)(初読、初著者)エメェ・アンベール著。 12/18 (カバー) 鋭敏な観察力、才能豊かな筆運び。 1863.04、日瑞修好条約締結の為来日したスイス時計業組合会長が見聞した幕末日本の諸相、京都、長崎、鎌倉、とくに江戸。鉛筆と手帳、床屋、本屋、武道場、武家屋敷。 挿画140点。 (訳者=茂守唯士のことば) ◎世界で一冊、露文原書。  2013/12/20

たかぴ

26
日本人が見た幕末ではなく異国の人が見た日本の幕末について描かれた本。なので日本人では当たり前でかかられることがなかった箇所も書かれているのであろう。が、いかんせん自分自身が知識不足のため、その点は気づかなかった。祭りなど今よりも大掛かりであったことが伺える。ありがとうございました。2021/02/05

すしな

11
037-20.オランダ人でもアメリカ人でもないスイス人目線というのが新鮮です。時代劇のようにデフォルメされていない当時の日本人の営みを写真のような絵と客観的な説明で読むことができます。大半はポジティブなコメントなのですが、こと幕府の怠慢については辛口です。その辺の歯切れの悪さは現在のお役所にも通じるものがあるなぁと思いました。もうちょいお上からのメッセージがわかりやすいと民衆も他の国の人も安心できると思うんですけどね。2020/05/10

おMP夫人

10
1863年に国交交渉の為に日本へ派遣されたスイス人の紀行文なのですが、限られた条件の中で見たにも関わらず、その詳細な記録と感想には驚かされます。武家の女性たちの薙刀稽古を覗き見するなんてお茶目エピソードもあるので、使命感もさることながら好奇心もかなりあったのでしょう。小さな誤解や誤認もありますが、実に緻密な観察眼です。一番の見所は数多くの緻密なスケッチです。白黒ですが写真に負けない実体感があり、色や動きが目に浮かぶようです。その場に立ち会っているかのような錯覚を覚え、タイムスリップした気分になりました。2013/01/26

Machida Hiroshi

7
本書は、日瑞修好条約を結ぶために来日したスイス時計業組合会長であり外交官でもある著者が、1863(文久3)年、幕末の日本にやってきて、長崎、横浜、江戸を旅行しながら見事幕府と条約を結ぶまでに見聞したことを、詳細な絵と詩的な文章で記録した旅行記です。恐らく多少の誇張や勘違いもあるのでしょうけど、著者の観察眼はその当時の日本の様子を良くとらえていると思います。著者は、明らかに日本の自然の美しさや人々の豊かさなどに感動し、驚いています。その瑞々しい感動と、これを欧州の人に紹介したいという思いが伝わってきました。2017/04/04

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